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zoom RSS 海角七号

<<   作成日時 : 2010/01/20 18:49   >>

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正確には
海角七号 -君想う、国境の南- 
という副題が付いています。


台湾では歴代2位(1位はタイタニック)の興行成績、国内制作としては当然1位の作品らしい。

ストーリーはというと、台湾南端の小さな町に日本のミュージシャンがやって来ることになって、その前座バンドを町内出身者で作ることになってテンヤワンヤ、というドタバタ劇と、台北でミュージシャンになる夢やぶれてその町で郵便配達を渋々やることになった主人公が宛先不明の日本からの郵便物を開封して、という二つのストーリーが交錯する。

話の中心はバンド結成のあたふたぶりで、邦画では「スイングガールズ」とか「フラダンス」とかの文法に通じるし、最後にステージに上がることで人生の転換点を迎えるという構成は「のど自慢」あたりと同じ。あぁいう、歌と笑いと涙のペーソスありといったよくある話が進んでいく。

率直に言って、全体にごく普通の恋愛物だし、登場人物それぞれのかかえる問題点(これが枝葉となって全体を支える)は良くある話。もうひとつのストーリーである終戦時のエピソードにしても当時は多くあった悲恋話のひとつだろう。ではこの映画に価値はないかというと、そうでもなさそうだ。

劇中、終戦後に日本に引き揚げることになった(=台湾人の恋人を置き去りにせざるを得なかった)教師が手紙に綴る「私は故郷に帰ろうとしているのか、故郷を去ろうとしているのか」という台詞と、大団円で台湾人の主人公が日本人女性に向かって叫ぶセリフは表裏一体のように聞こえる。つまりこれ、台湾の人たちから見て、日本にはこうであって欲しかったというか、今でもこうあって欲しいというか、そういう日本への想いの映画なのだ。

良くできている映画とは言い難いが、台湾で大ヒットしたということから、彼の地での日本への思い入れを知るという点でも良い映画といえるのではないだろうか。大人の都合で大陸のほうばかり向いてないで、もっと台湾(と他の親日的な国)と手を携えて歩いていく道も日本にはあるのではないかな。そんな気にさせられる気分の良い映画でした。





海角七号 君想う、国境の南
徳間書店
魏徳聖

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